![]() Mike Mainieri Quartet / Live at Seventh Avenue South [(1981) 1996] 1980年代に活動していた「ステップス・アヘッド」の別メンバーともいえるライブ演奏がこのアルバムに収められている1981年のライブ。ステップスと同じメンバーはマイニエリとエディ・ゴメズだけであり、SAXはボプ・ミィンツァー、ドラムスはオマー・ハキーム、ピアノがウォレン・バーンハートである。ステップス・ファンにはおなじみのナンバーが別のメンバーで演奏されているので、マイケル・ブレッカーや、ピーター・アースキン、スティーブ・ガッド、ドン・グロルニックとは違った感触がある。会場となっているセブンス・アヴェニューはマイニエリらがよくライブ・ギグを行う所らしくニューヨークの有名ジャズ・スポットであるそうだが・・。リラックスしたムードの中展開される曲の数々は別テイクですでに紹介されているが、アレンジ等が微妙に違うので以前に再発されたステップスのオリジナル・メンバーでの演奏と聴き比べるのもいいだろう。ハキームのパワフルなドラムスが案外マッチしているのには驚かされるが、ガッドやアースキンのドラムスとの違いがはっきりと聴く事ができる。バスドラ、シンバル等の叩き方が全然ちがうのだっ。日本のみで当初発売されていた、ステップスが米国では無名のグループであり、マイニエリが実験的に活動していたのがここではっきりと確認する事ができる。(マイケル・ブレッカーなしではステップスを名乗る事は出来ないのであろう・・)何といっても聴き物は”Bullet Train”でのミィンツァーのテナーとマイニエリのバトルでしょう。ハキームのドラムスから始まるこの曲は初期のステップスの代表曲であり、メロディを二人の主人公が演奏してタイトル通りの弾丸列車のごとく突き進むのであります。(ヨダレだらだらで一心不乱に叩きまくるハキームがスゴイッ!!) Live at Seventh Avenue South 1.Tee Bag 2.Flying Colours 3.Song for Seth 4.Bullet Train 5.Sara's Touch 6.Bamboo 7.Crossed Wires
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