![]() コモン・グラウンド。米国東海岸あたりを中心に活動していると推測されるギターとSAXの二人組のプロジェクト・グループである。ギターとSAXの組み合わせと言うと私的にはまずマイク・スターンとボブ・バーグのハード・テクニカルな双頭グループを思い浮かべる。それを意識してかそうでないかは別にして参加メンバーに豪華なメンツがいる事に気づく!ドラムスに世界最強のドラマーである、デニス・チェンバースが参加している。こういったメンバーのバック・アップのもと二人のプレイヤーがハツラツとしたプレイを聴かせてくれている。全曲彼らのオリジナルであり、コンポジッションの能力も見事であるし、曲ごとに参加メンバーを上手く起用している。2作目となる本作品はメンバーを固定しての作品であり、グループとしての色合いが濃く反映されている。事実、前作でも参加しているキーボード奏者のDan Zankは曲も提供して全曲で素晴らしいキーボード・プレイを披露している。そして、このアルバムではリズム・セクションがブレッカーズの復活時において鉄壁のリズム隊として活躍したジェームス・ジーナスとデニ・チェンが参加している。(これでこのプロジェクトの目指している音がはっきりと判った!)スターン・バーグ組とブレッカーズの中間と言えばお判りいただけるであろう・・。そう、このグループの目指す音はN.Y.を中心として発展してきたテクニカル・フュージョンの王道を行く音なのであった。ギターのErik Saylesの音色はスターン独特の海猫の鳴き声音と違い、セミ・アコースティックの持つふくよかな音を基調としたものであるし、SAXのChris Farrはテナーの他にソプラノも操りバーグやプレッカーというよりはビル・エバンス等の音に近い印象も受ける。しかし、グループとして発する音は前述の2つのグループのもつ感触に接近しているので、こういった音に目のないファンにも納得の音である事は間違いのない所である。チョーお勧めであります。 Not Enough Space 1 Scrub (5:47) 2 Drop Two (5:01) 3 Six (7:09) 4 Remember (7:31) 5 Not Enough Space (6:57) 6 Up (6:27) 7 West Coast (6:31) 8 Drop Zone (5:58)
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